自分事か他人事か

あの未曾有の大震災からちょうど1年がたった。

 

ほとんどすべてのチャンネルで震災に関する特集を放送している。

 

私はこの震災から1年、自分事と他人事、について述べたいと思う。

 

1年前の地震が起きた時、私は横浜市の中区にいた。中区は他の地区と比べて揺れが大きく震度5強あった。

かつてない揺れを感じ大きなものも倒れ、建物はひびが入り、立っていることができない状態だった。

しかしこの状態の中、若者のグループにはそれをちょっとしたアトラクションにでも乗った後のように大笑いしていたり、その地震を楽しんでいるかのように騒いでいる人たちがかなりいたのだ。

反対にひどい災害の起こっている宮城や岩手の被災地では、少ない毛布を分け合い、持ってきた食料で調理して助け合う人たちの姿がテレビで映し出されていた。

この違いは何なのだろう。。。

 

昨日のテレビ番組で震災から1年たって、避難所生活で苦しんでいるお年寄りたちをやさしく助けている被災者同士の姿があった。

 

やさしい人たちだな・・・

 

見ていて涙が出てきた。

 

 

この違いは

 

『自分事』として考える人と『他人事』と済ませてしまう人とに違いではないだろうか。

 

苦しんでいるお年寄りの姿を見て、自分だって今苦しいのにもかかわらず、その人のために一生懸命に汗を流す。

この人は他人の痛みを自分のことのように感じ取り、ただ無心になって手助けをしている。

そこには何の利害もない。

 

そんな人たちを見ていると後光が差しているかのようだった。

 

・・・・

 

反対に、地震の時に騒いでいた若者たちはどうだろう。

自分たちは無事だとわかると遠くで苦しんでいる人がいるにもかかわらず『他人事』として何か一線を引いているかのようだ。

 

他人の苦しみや悲しみを『思いやる心』が足りない人が多いのではないだろうか。


本当の人間の姿、あるべき姿とは前回のような危機の際にこそ浮き上がってくる。

危機の時に、自分がどう感じ、どう行動すべきか考え、困っている人に声をかけたり助けたりする人間にならねばならないと思う。

 

ヒーローズではそのようなことを子どもたちに伝えていかねばと思っている。

 

勉強だけできて、成績が良くて、

 

人として思いやりにかける・・・

 

 

そんな子でいいのだろうか?

 

そんな子を変えさせていく塾だ、ヒーローズ横浜鶴見校は。

学習塾というよりも人生塾だ。


自然の脅威に対し人間の存在はほんとにちっぽけなものである。

 

今回のことを生徒に考えさせていきたい。